メディア掲載

株式会社TKC発行の企業向け情報誌「戦略経営者」2023年9月号に記事が掲載されました!

株式会社TKC発行の企業向け情報誌「戦略経営者」

株式会社TKC発行の企業向け情報誌「戦略経営者」2023年9月号に記事が掲載されました!

事業内容やアイ・モバイル株式会社に制作いただいたホームページの活用方法などについて、理事長佐藤と法人本部統括部棚橋がお話させていただいております。

医療と介護をシームレスに繋”患者ファースト”を貫く!

閑静な住宅街からほど近く、緑豊かな地域にある医療法人社団翌檜(あすなろ)会は、有床診療所のさとうクリニックで地域の医療を支えるだけでなく、介護老人保健施設やグループホームなどの介護事業も展開している。佐藤容一理事長が掲げる「患者さまファースト」の理念をもとに、常に患者目線で必要なサポートとは何かを考え続けている。佐藤理事長と法人本部統括部の棚橋直人部長に同法人のHP戦略について話を聞いた。

地域に数少ない有床診療所

――事業内容は?
佐藤 1998年に有床診療所のさとうクリニックと「介護老人保健施設エルダービレッジ」を開設して以来、地域に根ざした医療・介護サービスを提供しています。
現在では、認知症の方のための「エルダービレッジグループホーム」や「居宅介護支援事業所エルダービレッジ」も運営しています。
――特徴は?
佐藤 当クリニックは、地域でも数少ない有床の診療所です。一般的な外来クリニックは、患者さまの容体が悪化した際には入院病床のある別の病院に移動する必要がありますが、当クリニックは有床なので、例えば、透析治療を受ける高齢の患者さんが、透析中に気分が悪くなってしまっても一時入院という対応が可能です。

佐藤容一理事長

佐藤容一理事長

さとうクリニック内観

さとうクリニック内観

――介護事業に取り組む理由は?
佐藤 医療と介護をシームレスに繋(つな)げたいと考えたからです。「介護老人保健施設エルダービレッジ」は生活リハビリを中心に機能訓練を行いながら、在宅復帰を目指す介護施設。また、「エルダービレッジグループホーム」は認知症の方が家庭的な環境で24時間生活サポートを受けられる施設です。
介護が必要となった患者さまを、介護サービスへ繋げられるのが当法人の特徴です。
――今後の展望は?
佐藤 住み慣れた自宅で生活したいとお考えの患者さまを支えるために、訪問診療にも力を入れていく予定なので、人材面の拡充に取り組みたいですね。

HP刷新で地域への認知拡大

――HP刷新のきっかけは?
棚橋 以前は、記載内容を変更する際にはHPの管理会社にその都度メールで依頼していたため、やり取りの手間が大変で、追加で費用もかかるためHPの見直しを検討しました。
――重視したことは?
棚橋 自分たちで情報の更新ができることです。また、デザイン面では、明るく温かみのある雰囲気にしたいと考えました。
 通常業務もある中で、HPへ掲載する文章の作成は負担が大きいと感じていましたが、アイ・モバイルさんのサービスでは、プロのライターさんがインタビュー形式で私たちを取材し、作成してくれます。きれいな文章にまとめていただけたので、リニューアル作業自体はとてもスムーズでした。
――制作会社はどのように選定を。
佐藤 HPの見直しを検討している際に、税務顧問の村上純二先生からアイ・モバイルさんを紹介していただきました。村上先生の事務所HPもアイ・モバイルさんが制作しているとうかがっていたので、安心して任せられると思い、お願いしました。

介護老人保健施設エルダービレッジ内観

介護老人保健施設エルダービレッジ内観

気軽に相談できるHPに

エルダービレッジグループホーム

エルダービレッジグループホーム

――HP開設後の変化は?
棚橋 まず問い合わせが増えたことが大きな変化でした。アイ・モバイルさんのHPシステムに備わっているアクセス解析機能で「地域別のアクセス状況」を確認すると、近隣の県や東京、大阪など遠方からもアクセスがあることがわかります。介護サービスが必要になった方のご家族は遠方に住んでいる場合もあり、HPは大切な情報発信の手段です。月間のHPのページ閲覧数は4000ほどで、各ページに問い合わせに繋がる動線を設置したことがプラスに働いているのだと感じています。
佐藤 当院は開院から20年以上経っていますが、いまだに診療に来られた患者さまから「こんないい病院があったなんて知らなかった」という声をいただくことがあります。HPをしっかりと整えておけば、医療や介護サービスが必要になった方がインターネットで検索し、当院にたどり着いていただけるはずです。

――問い合わせ内容は?
棚橋 受診や入院・入所のご相談やご予約の問い合わせだけでなく、予防医療として取り組んでいる健診についても地域の企業さまからの問い合わせが増えました。
 また、医療や介護は制度が複雑で、どこに相談していいかわからないとお困りの方も多くおられます。現在、HPに総合相談窓口として「医療福祉相談室」の案内ページを開設しています。当法人が提供している三つの施設の窓口を一つにし、専任のソーシャルワーカーを配置することで、より多くの方のお役に立てればいいなと思っています。
――今後のHP活用ビジョンは?
棚橋 訪問診療などにも力を入れていくために、クリニック勤務のスタッフの拡充は急務です。また、介護スタッフも積極的に採用していきたいので、求人ページに力を入れていく予定です。加えて、「こういう医療サービスが欲しい」など些細(ささい)なことでもいいので、利用者の方の希望を引き出すアンケートページを作っても面白いかもしれません。

(取材協力・村上純二公認会計士・税理士事務所)